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免疫力を上げるには

食事・運動・睡眠

食事・運動・睡眠
  • 免疫力を高めるには、まずはバランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠による健康的な食生活を続けることが大切です。
  • 後述する環境面をいくら改善しても、免疫が働くカラダ自体が弱っていては、免疫機構も力を発揮することができません。老齢や基礎疾患のある場合も病原体に感染しやすく、症状も重症化しやすくなるため、健康の維持が何よりも重要といえるでしょう。
  • また過度なストレスも免疫力を低下させる原因となります。食にストレス発散を求めると食べ過ぎ飲み過ぎなどの別問題にも繋がってしまうのでほどほどにして、身体を動かしたりぐっすり眠ることでストレスを解消していきたいですね。

外的環境・内的環境

外的環境・内的環境
  • 手洗い・うがいや身の回り品の消毒・殺菌など、外的な環境や外に触れ合う箇所を清潔に保ち、雑菌をなるべく取り込まないように注意を払うことはとても大切です。ただ、雑菌を取り込まなければ獲得免疫を得る機会も失われてしまいますし、日常生活を全くの無菌状態にするのも現実的ではありません。
  • 私たちの体表には数多くの常在菌が居て、生体的なバリアを作っています。過度な消毒・殺菌はこのバリアも壊してしまうため注意が必要です。
  • 一方、カラダの中はどうでしょうか。 体内は大きく2つに分けることができます。
  • ひとつは血管や筋肉、細胞など、私たち体を構成する組織の内側(内的環境)です。もうひとつは食道や胃、腸など、口から肛門まで繋がる消化器官の内側、カラダの中にある外的環境です。
  • 血管・筋肉などの内的環境に直接アプローチするのは手段や範囲が限られるため難しく、主に医術が担う領域です。それに対し、食道や胃腸といった消化器官からであれば、食べ物や飲み物を介して体内に働きかけることができます。
  • 特に小腸では未消化の食べ物や細菌などを直接体内に取り込む器官(パイエル板)があり、様々な免疫反応が起こるとともに免疫細胞が身体中を巡って戻ってくる”免疫細胞の訓練場”となっています。このため免疫力を高めるには、食物を介して獲得免疫を強化していくことが非常に効果的といえます。

手軽に腸内環境の改善を

手軽に腸内環境の改善を
  • ヒトの腸内には約1000種、数にして100兆個を超える細菌が住んでいるといわれています。顕微鏡で見ると数多くの細菌が花畑のようにひしめいている様子から、これらの腸内細菌叢は「腸内フローラ」とも呼ばれます。
  • 近年の研究成果からこの腸内フローラの効果が分かってきており、酪酸菌や乳酸菌などの善玉菌が腸内環境を改善し、腸内の免疫反応(腸管免疫)を助けることが確認されています。つまり、これらの善玉菌を増やし、その働きを助けるような食生活を心がけることで、免疫力アップが期待できるわけです。
  • 次のページでは、免疫力強化に役立ちそうな食べ物について紹介していきます。